島根の出雲大社

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二礼四拍手一礼とは?四回拍手する作法が正解の神社がある理由

神社の参拝作法といえば、「二礼二拍手一礼」が常識ですよね。

しかし、旅行先や有名な神社で、前の人が「パン、パン、パン、パン!」と4回も手を叩いているのを見て、「えっ、あの人回数を間違えてる?」「自分だけ浮いてる?」と焦った経験はありませんか?

実はそれ、間違いではありません。日本には「二礼四拍手一礼」を正式なルールとしている由緒正しい神社が存在するのです。

「4回なんて、不吉な数字じゃないの?」「どこの神社なら4回叩いていいの?」

そんな疑問を抱える方のために、この記事では四拍手を行う代表的な神社と、そこに込められた「縁起の良い理由」、そして現地で恥をかかないための正しいやり方を徹底解説します。

二礼四拍手一礼(四拍手)を行う代表的な3つの神社

POINT
日本の神社の9割以上は「二礼二拍手一礼」で統一されていますが、歴史の深い一部の神社では、古くからの独自の作法を守り続けています。

中でも「手を4回叩く(四拍手)」を行う神社として有名なのが、以下の3つの神社です。これから参拝に行く予定がある方は、ぜひ覚えておきましょう。

1. 出雲大社(島根県):縁結びの最強スポット

出雲大社
四拍手の神社として最も有名なのが、島根県にある「出雲大社(いずもおおやしろ)」です。

縁結びの神様として知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をお祀りしており、ここでは「二礼四拍手一礼」が正式な作法とされています。

ちなみに、一般的には「いずもたいしゃ」と呼ばれていますが、正式な読み方は「いずもおおやしろ」です。境内の至る所に「二礼四拍手一礼」を案内する看板が立っていますので、初めての方でも迷わず参拝できます。

2. 宇佐神宮(大分県):全国4万社の八幡様の総本宮

宇佐神宮
大分県にある「宇佐神宮(うさじんぐう)」も、四拍手を行う代表的な神社です。

ここは全国に4万社以上あると言われる「八幡様(はちまんさま)」の総本宮であり、伊勢神宮に次ぐ格式を持つとも言われる非常に由緒ある神社です。

宇佐神宮の参拝作法も出雲大社と同じく「二礼四拍手一礼」です。なぜこの作法なのかについては諸説ありますが、独自の古い伝統を今に伝えていることの証と言えるでしょう。

3. 弥彦神社(新潟県):地元で「おやひこさま」と親しまれる一宮

弥彦神社
新潟県にある越後国一宮、「弥彦神社(いやひこじんじゃ)」も四拍手で知られています。

地元では「おやひこさま」の愛称で親しまれており、万葉集にも歌われるほどの歴史を持つ古社です。

弥彦神社も出雲大社や宇佐神宮と同じく、他の神社とは異なる格式や歴史的背景から「二礼四拍手一礼」を受け継いでいます。このように、四拍手を行う神社は「非常に歴史が古く、格式が高い」という共通点があることが分かります。

なぜ4回叩くの?「四拍手」に込められた3つの意味・理由

クエスチョンマーク
日本では昔から「四」という数字は「死」に通じるとして、忌み嫌われる傾向があります。

それなのに、なぜ神様の前でわざわざ4回も手を叩くのでしょうか?実は神道において、「四」は最も縁起が良い数字の一つと捉えられています。その主な3つの理由を見ていきましょう。

理由1:「しあわせ(四合わせ)」を結ぶという縁起担ぎ

最も広く知られているのが、語呂合わせによる縁起担ぎです。

「四(し)」を合わせることで、「四合わせ(しあわせ)=幸せ」に通じるという意味が込められています。

特に縁結びの神様である出雲大社では、自分と相手、あるいは自分と神様の「縁(シ)」を合わせるという意味でも、この「四拍手」が非常に重要な儀式として大切にされています。

理由2:四季(春夏秋冬)と四方(東西南北)の神への敬意

2つ目は、自然界全体への感謝を表すという説です。

日本には美しい「四季(春夏秋冬)」があり、世界は「四方(東西南北)」に広がっています。

4回手を叩くことは、この世界のすべてを司る神様に対し、東西南北すべての方向から守っていただいていることへの感謝と敬意を表していると言われています。数字の「4」は、神道においては「完全」や「全体」を象徴する聖なる数字なのです。

理由3:明治時代以前の「古い作法」が残っているという説

3つ目は歴史的な背景です。実は「二礼二拍手一礼」が全国で統一されたのは、明治時代以降のことです。

それ以前は、神社の格式や祭典の種類によって、3回叩いたり、4回叩いたりと、拍手の回数はバラバラでした。一般的に「相手(神様)の身分が高いほど、拍手の回数を多くする」という習慣があったようです。

明治政府が作法を統一した際、多くの神社は「二拍手」に合わせましたが、出雲大社や宇佐神宮のような一部の格式高い神社は、古来からの「より丁寧な作法(四拍手)」をそのまま残したと考えられています。

出雲大社にはさらに上がある?「八拍手」の秘密

電球マーク
一般の参拝者は「4回」手を叩くとお伝えしましたが、実は出雲大社には、それよりもさらに多い「8回」手を叩く儀式が存在します。

なぜ普段は4回で、特別な時だけ8回なのか?そこには、日本人が古くから大切にしてきた数字の概念が関係しています。

神職のみが行う正式作法「八開手(やひらで)」とは

出雲大社で年に一度、5月14日に行われる最も重要な神事(例祭)において、神職の方々は8回柏手を打ちます。

これを「八開手(やひらで)」と呼びます。

「八」という数字は、末広がりで縁起が良いだけでなく、「八百万(やおよろず)の神」や「八雲(やくも)」という言葉があるように、古来より「無限」や「完全」を象徴する究極の聖なる数字とされてきました。

つまり、神様に対する最高級の敬意を表す作法が、この「8回の拍手」なのです。

私たちが4回叩くのは「神様の数字(8)」の半分だから

では、なぜ私たちは8回ではなく4回なのでしょうか?

一説によると、8回は限りなく神様に近い数字であり、神職の中でも最高位の儀式でのみ許される作法とされています。

そのため、私たち一般の参拝者は、神様の数字である「8」の半分である「4(四)」回に留めることで、神様への遠慮と謙虚な姿勢を表していると言われています。

4回叩くその背景には、「自分は神様そのものではなく、あくまで敬う側の人間です」という奥ゆかしい心が隠されているのです。

失敗しない!二礼四拍手一礼の正しいやり方とリズム

OKポーズをする女性
「4回叩くのは分かったけれど、どんなリズムで叩けばいいの?」「変なやり方をして目立ちたくない…」

そんな不安を解消するために、スマートで美しい「二礼四拍手一礼」の手順とコツを伝授します。

基本手順:2回深く礼→4回手を叩く→1回深く礼

基本的な流れは、通常の「二礼二拍手一礼」と全く同じで、拍手の回数が増えるだけです。

  1. 二礼:背中を平らにして、深く2回お辞儀をする
  2. 四拍手:胸の前で手を合わせ、右手を少しずらして4回手を打つ
  3. お祈り:手を合わせたまま、感謝と願い事を伝える
  4. 一礼:最後に深く1回お辞儀をする

通常の作法が体に染み付いていると、うっかり2回で止めそうになりますが、心の中で「いち、に、さん、し」と数えながら行うと落ち着いてできます。

拍手のリズムは「タン・タン・タン・タン」と等間隔で

4回の拍手をどう打つか、リズムに決まりはありませんが、一般的には「タン・タン・タン・タン」と等間隔で打つのが最も美しいとされています。

相撲の手締めのように「タタタン、タン」と変則的に打つ必要はありません。4回すべて同じ強さ、同じ間隔で、しっかりと響かせるイメージで行いましょう。

間違えて「2回」叩いてしまったらどうすればいい?

「出雲大社に来たのに、クセで2回しか叩かなかった!」という失敗は、実は非常によくあることです。

もし間違えてしまっても、焦ったりやり直したりする必要はありません。

神様は回数をカウントして「足りないから願いを叶えない」なんて言うことはありません。大切なのは「敬う気持ち」ですので、「すみません、間違えました」と心の中で断りを入れて、そのままお祈りを続ければ大丈夫です。

どっちか迷ったらどうする?参拝前に確認すべきポイント

神社の鳥居
「出雲大社以外にも4回叩く神社があるなんて知らなかった…」「旅行先の神社で、どっちの作法か分からなくなったらどうしよう」

そんな時も、焦る必要はありません。現地で正解を見分けるための、簡単なチェックポイントがあります。

手水舎や賽銭箱の横にある「作法の看板」をチェック

「二礼四拍手一礼」のような特殊な作法を採用している神社は、参拝者が間違えないよう、親切に案内を出してくれていることがほとんどです。

境内に入ったら、以下の場所をさりげなくチェックしてみてください。

  • 手水舎(ちょうずや)の柱や壁
  • お賽銭箱の横や手前
  • 拝殿の柱にかかっている立て札

特殊な作法の場合は、ここに「参拝作法:二礼四拍手一礼」と図解入りで書かれているケースが多いです。まずは周囲を観察し、看板があればそれに従いましょう。

何も書いていない場合は「二礼二拍手一礼」が基本でOK

もし境内を見渡しても作法の案内が見当たらず、周りの人もバラバラでよく分からない場合はどうすれば良いでしょうか。

その場合は、迷わず基本の「二礼二拍手一礼」を行ってください。

日本の神社の9割以上は「2回」が正式ルールです。特別な指定がない限り、基本の作法で行うことが最も無難であり、決して失礼にはなりません。

「何も書いていなければ2回、書いてあればそれに従う」。このシンプルなルールさえ覚えておけば、全国どこの神社に行っても安心です。

まとめ:郷に入っては郷に従え。「四拍手」でより深いご縁を

2026年(新年)
今回は、出雲大社などで見られる「二礼四拍手一礼」の作法や、その奥深い理由について解説しました。

最後に、今回の記事のポイントをおさらいしておきましょう。

  • 「4回」叩くのは、出雲大社・宇佐神宮・弥彦神社などの歴史ある古社
  • 「四」は不吉な数字ではなく、「幸せ(四合わせ)」や「四季」を表す聖なる数
  • 正式な「8回(神の数)」の半分にして、謙虚さを表している説もある
  • 拍手のリズムは「タン・タン・タン・タン」と等間隔で美しく
  • 作法が分からない時は、看板を探すか、基本の「2回」でOK

「郷に入っては郷に従え」という言葉の通り、その神社のルールに合わせて参拝することは、神様への最大のリスペクト(敬意)になります。

いつもとは違う「4回の拍手」を響かせることで、その神社の持つ長い歴史や伝統を肌で感じることができるはずです。「郷に従う」素直な心で、神様とのより深いご縁(四合わせ)を結んできてくださいね。

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