【2026】埼玉県でおすすめの初詣スポット7選

【2026】埼玉県でおすすめの初詣スポットランキング7選

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2026年版!埼玉県の初詣はいつ行く?【大混雑と寒さ対策】

2026年、午(うま)年の輝かしい新年の幕開けです。皆様、新年あけましておめでとうございます。新しい一年の始まりは、やはり「初詣」に赴き、昨年の無事を感謝し、新しき一年の家内安全、無病無災、そして心願成就を祈願して、清々しくスタートしたいものですね。

首都圏に位置し、多くの人々が暮らす埼玉県には、新年の祈りを捧げるにふさわしい、全国的に見ても極めて格式の高いパワースポットが数多く存在します。全国屈指の参拝者数を誇る「武蔵一宮 氷川神社(大宮氷川神社)」をはじめ、縁結びで名高い「川越氷川神社」や厄除けの「川越大師 喜多院」、そして秩父の山々に抱かれた聖地など、多様な神社仏閣が点在しています。

この記事では、「【2026】埼玉県でおすすめの初詣スポット7選」と題し、これら定番の神社仏閣を厳選してご紹介します。

さて、その前に、初詣は「いつまでに行くべきか」という基本的な疑問についてです。

一般的には、元旦(1月1日)から1月3日までの「三が日」に参拝するのが最も丁寧とされています。あるいは「松の内」(一般的に1月7日まで、場所によっては15日まで)に参拝すれば良いとされています。

そして、この日程において、埼玉県の初詣では「分散参拝」の意識を持つことが極めて重要になります。

なぜなら、埼玉県の初詣は、大宮氷川神社や川越エリアといった特定の有名スポットに、例年、正月三が日だけで200万人以上(大宮氷川神社単体)という、全国トップクラスの参拝者が集中的に訪れるという、非常に大きな特徴があるからです。

その結果、三が日は、神社周辺一帯で大規模な交通規制(車両通行止め)が敷かれます。臨時駐車場は即座に満車となり、駐車場に入れない車や公共交通機関の混雑で、神社にたどり着くだけでも大変な労力を要します。境内も大変な混雑となり、拝殿で手を合わせるまでに1時間~2時間以上、屋外で並ぶことも覚悟しなければなりません。

さらに、雪は少なくても、内陸県特有の「底冷え」と「空っ風(からっかぜ)」が厳しく、寒空の下で長時間待機するのは非常に過酷です。

大切なのは「いつ行くか」よりも「心を込めてお参りすること」です。近年は神社側からも「分散参拝」が強く推奨されています。あえて三が日を外し、1月4日以降の平日や、松の内(1月7日)を過ぎてから、ゆったりとした気持ちで神様と向き合うのも、非常に賢明な新年のスタートと言えるでしょう。

この記事では、厳選した7つのスポットの魅力に加え、埼玉県で最大の難関である「混雑回避の時間帯」や「駐車場・交通規制情報」、「防寒対策」についても詳しく解説していきます。

埼玉県でおすすめの初詣スポット7選

首都圏にありながら、歴史と自然の豊かさを併せ持つ埼玉県。全国有数の参拝者数を誇る大宮氷川神社から、「小江戸」川越で人気の縁結び神社、そして奥秩父の神聖な山々に抱かれた神社まで、2026年の新年の祈願に訪れたい、特色豊かな7つの聖地を厳選してご紹介します。

1.【さいたま市大宮区】武蔵一宮 氷川神社:県内随一、全国有数の参拝者数

武蔵一宮 氷川神社
「大宮氷川神社」として知られる、武蔵国(埼玉・東京・神奈川の一部)の一之宮です。2400年以上の歴史を持つとされ、首都圏の広大なエリアを守護する総鎮守。正月三が日の参拝者数は例年200万人を超え、全国でもトップ10に入るほどの賑わいを見せます。長い参道と広大な神池を有し、総合的な開運・厄除け・縁結びのご利益で知られます。三が日は大混雑と交通規制が必須です。

2.【川越市】川越氷川神社:縁結びの神様、幻想的な「縁結び風鈴」

川越氷川神社
「小江戸」川越で、「縁結びの神様」として絶大な人気を誇る神社です。御祭神に二組の夫婦神と、その子孫である大己貴命(おおなむちのみこと)を祀っていることから、夫婦円満・家族円満、そして縁結びのご利益が篤いとされています。夏に開催される「縁結び風鈴」は全国的に有名ですが、新年の「鯛みくじ」や「まもりだま」も人気です。こちらも正月は大変混雑します。

3.【川越市】川越大師 喜多院:徳川家ゆかりの厄除け大師

川越大師 喜多院
川越氷川神社と並び、川越観光・初詣の定番スポットである天台宗の名刹です。「川越大師」として親しまれ、厄除けのご利益で特に有名。境内には徳川家光公誕生の間とされる「客殿」や「五百羅漢」など、多くの重要文化財があります。正月三が日は「だるま市」も開かれ、厄除けと開運を願う多くの人々で大変な賑わいとなります。

4.【秩父市】秩父神社:秩父三社、学業成就と開運のパワースポット

秩父神社
秩父地方の総鎮守であり、寶登山神社・三峯神社とともに「秩父三社」の一つに数えられる古社です。知恵の神様である八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)や、徳川家康公も祀っており、学業成就、合格祈願、開運招福のご利益で知られます。社殿には「つなぎの龍」や「お元気三猿」など、日光東照宮の左甚五郎作と伝わる見事な彫刻が施されています。

5.【久喜市】鷲宮神社:関東最古の大社、「らき☆すた」の聖地

鷲宮神社
「お酉様」の総本社とされる、関東最古の大社ともいわれる非常に由緒ある神社です。開運招福、商売繁盛、厄除けなどのご利益で知られます。古くからの信仰に加え、近年では人気アニメ「らき☆すた」の舞台(聖地)となったことで全国的に有名になり、正月には多くのファンも参拝に訪れ、独特の賑わいを見せます。

6.【長瀞町】寶登山神社:ミシュラン一つ星、火災・盗難除けのご利益

寶登山神社
秩父三社の一つ(宝登山)の麓に鎮座する神社で、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで一つ星を獲得した美しい社殿が特徴です。日本武尊(やまとたけるのみこと)が山火事に遭った際、神犬に助けられたという伝説から、火災除け、盗難除け、諸難除けのご利益が絶大とされています。ロープウェイで山頂の奥宮へ登ることもできます。

7.【さいたま市浦和区】調神社(つきじんじゃ):「月」と「うさぎ」の珍しい神社

調神社
「つきのみや」とも呼ばれ、地元では「つきのみや様」として親しまれています。その名の通り「月」を信仰する神社であり、鳥居がないこと、そして狛犬の代わりに「うさぎ(兎)」の像が置かれている非常に珍しい神社です。月の満ち欠けから、安産祈願、子授け、開運(ツキを呼ぶ)のご利益があるとされ、特に女性や、うさぎ年の方に人気のパワースポットです。

埼玉の初詣は「大混雑」前提!回避術と服装の注意点

2026年の埼玉県での初詣を計画する上で、心に刻んでおくべき最も重要なキーワードは「大混雑」です。特に「武蔵一宮 氷川神社(大宮)」や「川越氷川神社・喜多院」といった県内トップクラスのスポットは、正月三が日に参拝者が極端に集中します。その結果、拝殿にたどり着くまでに1~2時間以上、屋外で並ぶことも覚悟しなければなりません。安全で快適な新年のスタートを切るため、混雑回避術と服装の注意点を徹底解説します。

【大宮・川越】混雑ピークは?三が日の狙い目時間帯

例年、大宮氷川神社や川越エリアの混雑が最も激しくなるピークタイムは、大きく分けて2回あります。

  • ピーク1:大晦日の深夜から元旦未明(0時~2時頃)
  • ピーク2:元旦から三が日の日中(午前11時頃~午後3時頃)

この時間帯は、参拝の行列だけでなく、神社へ向かう道路の大渋滞、駐車場の満車、公共交通機関の混雑も最大となります。

もし、この大混雑を少しでも避けたいのであれば、以下の時間帯が狙い目です。

  • 狙い目1:三が日の早朝(午前7時~9時頃)
  • 狙い目2:三が日の夕方以降(午後4時~閉門まで ※ただし非常に冷え込みます)
  • 最強の回避術:1月4日以降の平日(分散参拝)

近年は神社側も「分散参拝」を強く推奨しています。ご利益は三が日でも4日以降でも変わりません。無理に混雑する日にこだわらず、空いている日にゆっくりと神様と向き合うのが、最も賢明な選択と言えるでしょう。

雪は?「底冷え」と「空っ風」対策!必須の防寒と持ち物

「埼玉県は雪が降らないから」と、冬の寒さ対策を油断してはいけません。初詣は長時間、屋外のコンクリートや石畳の上でじっと待機することになります。内陸県特有の「底冷え」と「空っ風(からっかぜ)」が、体の芯から体温を奪っていきます。

服装:
厚手のダウンコートやロングコートはもちろん、インナーにはヒートテックのような高機能保温下着を必ず着用してください。セーターやフリースを重ね着し、体温調節できるようにしましょう。

小物・持ち物:
マフラー、手袋、耳が隠れるニット帽は絶対に必要です。肌の露出を極力減らすことが重要です。「使い捨てカイロ(貼る・貼らない・靴用)」も必需品です。足元から冷えるため、厚手の靴下と、ヒールなどを避けた歩きやすい靴を選びましょう。

【秩父・長瀞エリア】山間部の積雪・路面凍結に注意

秩父神社や寶登山神社(長瀞町)など、県西部・北部の山間部へ行かれる場合は、大宮や川越とは異なる注意が必要です。これらのエリアは平野部より気温が数度低く、積雪の可能性もゼロではありません。

最大の敵は、雪がなくとも「路面凍結(アイスバーン)」です。日陰の参道や、朝晩の冷え込みで道が凍っている危険があります。車で行く場合はスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)の装着が安心です。足元もスニーカーなどではなく、滑りにくい冬仕様の靴やトレッキングシューズなどを推奨します。

古いお札やお守りの返納(古札納所)はいつまで?

昨年お世話になったお札やお守りは、感謝を込めて返納します。各神社仏閣には「古札納所(こさつおさめしょ)」が設置されています。

これは三が日限定ではなく、一般的に「どんど焼き」(1月15日頃)まで、もしくは松の内(1月7日頃)まで設置されている場合がほとんどです。大混雑する三が日に無理に持参する必要はありません。後日、空いている日に新しいお札を受けに行く際、一緒に納めるのがスムーズです。

【最重要】主要初詣スポットのアクセス&駐車場・交通規制情報

2026年の埼玉県での初詣において、最大の難関となるのが「交通アクセス」と「駐車場」です。特に「武蔵一宮 氷川神社(大宮)」や「川越大師 喜多院」「川越氷川神社」といった全国トップクラスの参拝者数を誇るスポットでは、正月三が日に大規模な交通規制(車両通行止め)が敷かれ、周辺道路は終日、大渋滞となります。

臨時駐車場は、午前中の早い時間帯(場所によっては8時~9時)には満車となり、駐車場待機列は数キロに及ぶことも。自家用車でのアクセスは、多大な時間とストレスを要することを覚悟する必要があります。「参拝時間よりも渋滞の時間の方が長かった」という事態を避けるため、可能な限り、公共交通機関(電車・バス・徒歩)の利用を強く、強く推奨します。

1.【さいたま市大宮区】武蔵一宮 氷川神社

  • 公共交通機関:JR「大宮」駅東口から徒歩約20分(長い参道を通るルート)。これが最も確実です。
  • 駐車場・交通規制:神社周辺(氷川参道、大宮公園含む)は大規模な車両通行止め規制が敷かれます。臨時駐車場(大宮競輪場など)が開設されますが、即満車となります。車での乗り入れは極めて困難です。「電車+徒歩」一択と考えましょう。

2.【川越市】川越氷川神社

  • 公共交通機関:JR・東武「川越」駅、または西武「本川越」駅から。各駅から東武バス(神明町方面など)「川越氷川神社」下車。または「本川越」駅から徒歩約15分。
  • 駐車場・交通規制:小江戸・川越の市街地は道が狭く、喜多院と合わせて広範囲で交通規制が敷かれます。神社駐車場や近隣のコインパーキングは即満車。公共交通機関の利用が必須です。

3.【川越市】川越大師 喜多院

  • 公共交通機関:西武「本川越」駅から徒歩約10分。JR・東武「川越」駅から徒歩約20分、またはバス利用。
  • 駐車場・交通規制:状況は川越氷川神社と同様です。周辺は大規模な交通規制が敷かれ、駐車場は機能しません。電車+徒歩が最も賢明です。

4.【秩父市】秩父神社

  • 公共交通機関:秩父鉄道「秩父」駅下車、徒歩約3分。または西武「西武秩父」駅下車、徒歩約15分。
  • 駐車場・交通規制:神社付属の駐車場はありますが、三が日は混雑します。市街地のため近隣のコインパーキングも利用できますが、秩父エリアは山間部のため「路面凍結」に注意。電車でのアクセスが最も安全です。

5.【久喜市】鷲宮神社

  • 公共交通機関:東武伊勢崎線「鷲宮」駅下車、徒歩約10分。
  • 駐車場・交通規制:神社駐車場や臨時駐車場(周辺施設)が開設されますが、「聖地」として全国から参拝者が訪れるため大変混雑します。電車でのアクセスが確実です。

6.【長瀞町】寶登山神社

  • 公共交通機関:秩父鉄道「長瀞」駅下車、徒歩約15分。
  • 駐車場・交通規制:神社駐車場や周辺の有料駐車場が利用可能です。ただし、秩父同様、長瀞に至るまでの山道が積雪・凍結している危険性があります。スタッドレスタイヤの装着を推奨します。

7.【さいたま市浦和区】調神社(つきじんじゃ)

  • 公共交通機関:JR「浦和」駅西口から徒歩約10分。これが最も確実です。
  • 駐車場・交通規制:参拝者用の駐車場は一切ありません。市街地の中心部のため、近隣のコインパーキングも即満車となります。公共交通機関(電車+徒歩)一択です。

まとめ:2026年は万全の準備で、埼玉のパワースポットへ

【2026】埼玉県でおすすめの初詣スポット7選として、全国有数の参拝者数を誇る「武蔵一宮 氷川神社」、縁結びの「川越氷川神社」、厄除けの「川越大師 喜多院」、そして自然豊かな「秩父神社」や「寶登山神社」など、埼玉県の多様なパワースポットをご紹介しました。

どの神社仏閣も、新年の祈りを捧げるのにふさわしい素晴らしい場所ばかりです。しかし、埼玉県の初詣で最も重要なことは、「大混雑と大渋滞をいかに乗り越えるか」という一点に尽きます。

正月三が日、特に日中のピークタイムは、大宮氷川神社や川越エリアで数時間に及ぶ参拝待機列と、周辺の広範囲な交通規制・大渋滞は避けられません。

2026年の初詣を成功させる最大の鍵は、以下の3点です。

  1. 「車」を諦め、「公共交通機関(電車+徒歩)」を利用すること。(特に大宮・川越・浦和は必須です)
  2. 「三が日」にこだわらず、「分散参拝」を徹底すること。(1月4日以降の平日が最も快適です)
  3. 「底冷え」と「空っ風」対策の防寒具(カイロ、手袋、帽子)を万全にすること。(秩父・長瀞エリアは路面凍結にも注意)

「参拝時間よりも渋滞や行列で待つ時間の方が長かった」という事態を避けるため、しっかりと準備を整え、無理のないスケジュールを組むことが、清々しい新年のスタートを切る何よりの秘訣です。

この記事が皆様の初詣計画の一助となり、2026年の午年が素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

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